びっきです。
少し前にテレビで心理学の先生が
こんなことを言っていたのを
思い出しました。
お母さんのお手伝いで子供がキッチンから
テーブルにお皿を運んでもらう時に、
言ってはいけない言葉があるそうです。
何だか分かりますか?
私はその答えを聞いた時
正直ビックリしました。
それは、
「○○ちゃん、お皿を割らないように
持っていってね!」
ということです。
そうは言え、
おそらく多くのお母さんたちはこのように
言っているのではないでしょうか。
心理学の先生が言うには、
相手に言った言葉(ラベル)を貼ると、
本人はその貼られたラベルの通りに
行動を取りやすくなるそうです。
つまりその子供には、
「これから美味しいものを食べるから
上手にテーブルに持っていってね!」
と言ったほうが良いということです。
「割る」という単語を使ってはいけない
ということです。
そして、
このことは心理学的に言うと
「ラベリング」というそうです。
人前で何か話す機会があった時も、
その人に「緊張しないでね!!」
というよりも、
「俺なんか極度に緊張するほうだから
お前は大丈夫だよ・・・・」
と言ってあげたほうが、
「みんな緊張するんだ・・・」と
安心することが多いらしいです。
・・・・そこで、ビジネスの場合も、
相手にそんなラベルを貼ることで
その場をスムーズに進めることが出来ます。
セミナーが始まる前に司会者が、
「今日、お集りの皆さまは特にレベルの
高い人たちとお聞きしております・・・」
と言えば、集まったお客様は紳士淑女に
振舞おうとしますし、
「今日のお集りの方々は明るい
ですねー!!」
と言えば、元気が出てきてセミナーも
盛況に終わるでしょう。
このように小さな一言がその後の雰囲気を
担って(になって)いる、カギを握っている
と言っても過言ではないかと思います。
また、情報販売ビジネスの世界でも
これを応用した使い方があります。
自分の商材を買ってもらったお客様に
再度違う商材を買ってもらう時には、
(リピーターになってもらう時に)
セールスをする前に、
「私の教材を買って頂いたあなたはおそらく
レベルの高い方とお見受けしてますので、
ここで紹介するワンランクアップしたこの
教材を格安で・・・・」
とすれば、次も買って頂ける確率が
高くなるのではないでしょうか。
是非、ここぞ!と思った時には、
相手にそれぞれの「ラベル」を貼ってから
進めてみてください。
良い結果が生まれること間違いなしです。
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