びっきです。
最近は買ってないのですが、
私は昔、「ロト6」にハマって
いたことがありました。
「ロト6」を簡単に説明しますと、
1~43のビリヤードみたいな
ボールがあって、
機械がその中から安易に6個を
選んでそれを当てるというもの。
そして賞金が出るのは、
3個以上の数字が当たった場合。
でも、これが結構当たらないのである。
実に6個全て的中する確率は、
「600万分の一」とのこと。
購入する方法ですが、
2通りあります。
一つは、数字を自分で選ぶ場合。
「1、7、14、25、26、40」と、
自分で適当に選びます。
もう一つは、コンピューターが
勝手に選んでくれるのを買う場合。
理論上、
どちらも当たる確率は同じですが、
人間の心理というものは面白いもので、
私もそうだったのですが、
「数字は絶対に自分で決めたい!」
自分で鉛筆なめなめ選ぶのでした。
ここでの心理状態は、
はずれても「自分が選んだので、
しょうがない!!」と言い訳が
出来るということもあるからです。
そこで、このロト6での心理状況は、
商品を販売することにも似ていると
いうことが言えそうです。
「この商品は素晴らしいので
買ってみてください。
絶対に満足しますので!」
(販売者誘導)
ではなく、
「こんなすばらしい商品がありますが、
買いませんか?
まあ、買うのはあなたの自由ですが」
(購入者の選択)
としたほうが、良いのです。
間違いなくこちらのほうが、
購入率が高くなります。
つまり決定権を100%お客様に
決めてもらう。
これを徹底してくださいね。
自分で選択したと思うと、
その人は、その商品に、
より高い価値を感じるからです。
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