びっきです。
あなたの街に「成城石井」という
スーパーマーケットはありますか?
主に関東を中心に展開する高品質な
食料品を扱っている「高級スーパー」です。
店内に入ると、
輸入食料品を多く扱っているだけに
高級感が溢れていますよね。
ただ、不思議に思うことは、
「あれ、このチョコレート、
うちの近くのスーパーで
もっと安く売っているよな」
「あれ!何でこれがこんなに高いの?」
と、同じ商品でも高く売っていることが、
結構見受けられます。
あくまでも私の見解ですが、
同じ思いの方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、
時々、私も訪問しては、
いろいろと買ってしまうので不思議です。
昔のことですが、
私の周りの女性達がこぞって、
ある同じブランド品を身に付けている
時期がありました。
(きっとその頃がすごくブーム
だったのでしょうね)
女性に聞くと、
そのメーカーは「Prada(プラダ)」
というブランドとのこと。
全くブランド品に疎い私が見ると、
「え!こんな布製のバッグが
なんで5万円も8万円もするの?」
と言っては、女性達に怒られた記憶もあります。
(悪気はないのでお許しください・・・)
しかし、世の中の価格って、
不思議ですよね。
これがこんなに安いのに、
何でこれがこんなに値段が高いのか。。。
ただ、
私もそうですが、
価格の高いものを買うと、
なんだか不思議に心が嬉しくなるというか、
心が躍るというか、
価格が高くなるほど、
心の効果・効能も高まってしまいますよね。
本当に不思議です。
実はこの心理現象・・・・
この自己満足とも言える思い込みの心理を
「ヴェブレン効果」というそうです。
アメリカの経済学者のヴェブレンが
自身の論文の中で言及したことに由来
するそうです。
掃除機でいえば、「ダイソン」
時計でいえば、「ロレックス」
自動車でいえば、「ロールスロイス」
値段がすごく高いのに、
売れ行きは絶好調!!
そして購入者はすこぶる満足度MAX!!
世の中、
同じ目的に使う商品なのに、
高額で勝負している商品は沢山
あるかと思います。
それも上手にこの「ヴェブレン効果」を
活用しているのではないでしょうか。
ここから本題にはいりますが、
良く情報販売ビジネスの世界、
とりわけ情報商材の価格を見ると・・・
A商材「価格98,000円」
B商材「価格198,000円」
時には、「価格980,000円」といった
超高額商品も見受けられると思います。
コンテンツビジネスに慣れて
いない方には、びっくりするような
価格と思われますが、
この世界では常識の値段です。
内容がすごく良ければ、
この値段設定でも決して高くはないし、
バンバン売れてしまいます。
逆に気の弱い販売者が、良かれと思って、
20万円の価値がある内容なのに、
「5万円」で販売したらどうでしょうか?
お客さんから「それだけの価値しかないのかも」
と逆効果になってしまうので、
弱気にならないほうが良いのかもしれません。
(まあ、いろいろな戦略がありますが・・・)
内容に自信があるならば、
その商材が出来上がるまでの苦労を
ストーリーにしたり、
こだわりをまとめた商材ならば、
そこを強調したりすれば、
十分高額でもお客さんは納得するものです。
価格というものは実際購入する人が
判断しますので、
もし、あなたが、
情報商材の販売者側であれば、
自信をもって価格の決定をすれば良いのでは
ないでしょうか。
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