びっきです。
最近、クイズ番組が流行ってますよね。
実は私もクイズが大好きです。
特に「東大王クイズ」の番組が大好きで
良く見ています。
そこで、
・・・・さて問題です。
①難読漢字「大凡」を読みなさい。
②世界でも2カ所しかない
「塩水が湧き出す沖縄の川」の名前は?
③国名:チャドの首都は?
答え)
①おおよそ
②塩川(しおかわ)
(国の天然記念物に指定)
③ンジャメナ
興味がない人に取ってみれば
どうでもよいと思われますが、
知らないことを知ると
私なんかはとても楽しいです。
そこで、
最近こんな問題に出会いました。
Q日本に電柱は何本あるか?
Qアメリカのシカゴには
何人のピアノ調律師がいるか?
Q山手線の1車両に入りきる
ゴルフボールの最大数は?
私は思わず、「はあ?」
「何の意味があるの?」
「そんなの知らねーよ!!」
・・・・・って感じ。
誰しもがそう思いますよね。
但し、
こういう問題を紐解いていくと
かなり奥深いものであることが
分かります。
例えば上の例題の一つ
Q日本に電柱は何本あるか?
を考えてみると・・・・
ちょっとだけ、お付き合いください。。。
◆道端の電柱を想像すると、
50平方メートルに1本はありそうだ。
◆すなわち100平方メートルあたりに2本。
◆そうすると1キロ平方メートルあたりだと
200本ありそうだ。
◆日本は山岳地帯が多いので、
国土の半分に電柱は無いと推定。
◆日本の国土面積が約40万平方kmなので、
その半分は20万平方km。
◆20万(平方キロメートル)×200本
=4,000万本。
■■答え)
日本には約4,000万本の電柱があると
推定できる。
・・・・これらの、
実際に調査して答えを導くことが
極めて不可能(困難)な数値を、
理論的な方法を用いて概算することを
「フェルミ推定」と言うそうです。
イタリア出身の物理学者エンリコ・フェルミ
(1901年~1954年)さんの名前から取った
とされています。
彼はいわゆる「概算の達人」として
後世に名を残しています。
またフェルミさんの面白い逸話として、
原子爆弾の爆発の際、
ティッシュペーパーを落として、
その動きから爆風を計算して原子爆発の
エネルギーを見積もったと言われています。
・・・・ここで、学んだこととは、
少ない情報のなかでも
どれだけもっともらしい道筋を立てて
仮設を組み立てるか!
が重要ではないでしょうか。
ビジネスの世界でも同様だと思います。
新事業のマーケティング戦略においても、
数少ない情報から、
また、一見無理難題に見える課題に対しても
意欲をもって積極的に取り組むことが
大事なのではないでしょうか。
今後も、
私たちがビジネスを進めていく上で
難題にぶつかった時は、あきらめずに
「フェルミ推定」を思い出して、
解決していく心構えが大事なのでは
ないでしょうか。
柔軟に頭をフル回転させていきましょうね。
それでは、次の問題です。
Q地球上の犬の数は? 笑)))
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